賑やかな喚声が聴こえてきそうなこちらの浮世絵は、江戸時代の端午の節句の一幕。
子ども達は、編み込んだ菖蒲の葉を地面に叩きつけ、その音の大きさを競う「菖蒲打ち」に夢中だ。
鯉のぼりに吹き流し、鎧・兜など、現代の私達にもお馴染みの節句飾りも描かれている。
いつの時代も、子どもの健やかな成長を願う親の気持ちは変わらない。
五月五日がなぜ端午の節句として祝われるようになったのか。
またそれぞれの節句飾りはどのようにして生まれたのか。現代の端午の節句の風景と共に見ていきたい。
薫風さわやかな五月。今年の「子どもの日」を前に、
江戸っ子も楽しんだ端午の節句について、改めて見つめてみたい。
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誌面を通じて私たちが提案するのは、
江戸から学び現代に活かすことができる「21世紀の日本人のライフスタイル」です。 遊び心と美があふれる「江戸」の伝統と文化。今の私たちの生活が江戸にあると言っても過言ではないでしょう。江戸にまつわる様々なエッセンスを紹介するだけでなく、「国際性」「教育」「環境」といった視点を”縦糸”に、そして衣食住といった身近な話題を“横糸”に、二つの糸が織りなす雑誌を目指します。
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「江戸を知れば、東京はもっと楽しい」を世界へ。日本人が大切にする四季折々の行事、衣食住の知恵...。歴史を紐解けば、また違った日本の姿が見えてくるはず。 ![]()
持ち運びやすい A5版 全32ページ
月刊江戸楽編集部 |