東京湾に広がる遠浅の海。かつては「江戸前の海」と呼ばれ、人々は春に潮干狩りを、そして夏には屋台が連なる浜辺で月の出を待つ「二十六夜待ち」を楽しんだ。明治時代以降には東京湾で海水浴が親しまれるようになる。 9月終わり頃まで暑い日が続く近年。本特集では、江戸・東京の古今の海辺を見つめてみた。幕末の激動の歴史に親しむことができる御台場散策や、将軍や大名も魅了された水上からの眺めに浸れる屋形船、夜の水面に輝く大輪の花火や工場夜景…。こうした現代ならではの海辺の楽しみと共に、多くの渡り鳥や水辺の生物を育む世界的にも稀少な水辺環境についても紹介しよう。 景色は変わっても、変わらず憩いの場所であり続けている東京の海辺。その歴史と現代の楽しみを見ていこう。
夕闇に包まれた神社の境内。連なる提灯に照らされた鳥居の先の社殿から、太鼓や笛の音が賑やかに響く。繰り広げられているのは、2025年の大阪・関西万博メインステージを飾り、喝采を浴びた石見神楽。厳かな境内を夜神楽の熱気が染め、人々は演者が描く物語の世界へ浸る。 島根県西部の石見地域では現在も130を超える社中(団体)が研鑽を重ね、神事や祭礼の奉納神楽の他、地域の催しや結婚披露宴でも披露している。2019年には「神々や鬼たちが躍動する神話の世界~石見地域で伝承される神楽~」として日本遺産の構成文化財にも認定された石見神楽。今なお進化を続ける文化を繋ぎ、支える人々を訪ねた。
奈良時代に編纂された日本最古の歴史書『古事記』『日本書紀』によると、伊弉諾尊と伊弉冉尊、二柱の夫婦神が天沼矛を手に大海原をかき混ぜたところ、矛から滴る塩の雫から
「おのころ(おのごろ)島」が誕生。島に建つ荘厳な社にて、夫婦は淡路島、四国、隠岐、九州…と次々と日本の国土を生み出していく。 日本創生を描いた「国生み神話」にて、なぜ最初の島が淡路島だったのか―。その疑問に一つの答えをくれるのが、2000年前、遠く大陸とも交易を行った海の民の存在だ。『古事記』の冒頭を飾る「国生みの島・淡路」として、日本遺産に認定されて10周年。今年3月には、海の民にまつわる銅鐸が国の重要文化財に指定されることが決定した。今、改めて訪れたい“はじまりの島”に伝わる海の民の物語を紐解いていこう。
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誌面を通じて私たちが提案するのは、
江戸から学び現代に活かすことができる「21世紀の日本人のライフスタイル」です。 遊び心と美があふれる「江戸」の伝統と文化。今の私たちの生活が江戸にあると言っても過言ではないでしょう。江戸にまつわる様々なエッセンスを紹介するだけでなく、「国際性」「教育」「環境」といった視点を”縦糸”に、そして衣食住といった身近な話題を“横糸”に、二つの糸が織りなす雑誌を目指します。
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「江戸を知れば、東京はもっと楽しい」を世界へ。日本人が大切にする四季折々の行事、衣食住の知恵...。歴史を紐解けば、また違った日本の姿が見えてくるはず。
持ち運びやすい A5版 全32ページ
月刊江戸楽編集部 |