日本の空の玄関口・羽田空港を擁し、都市として発展を続ける大田区には、古代から現代まで様々な時代の記憶が刻まれている。大森貝塚に代表される古代の遺跡、池上本門寺をはじめとする歴史的な建造物、そして多くの文士や芸術家が暮らした馬込文士村など、まちを歩けば、時代を超えて受け継がれてきた多彩な歴史・文化が息づいていることを感じるだろう。
そうした大田区の歴史や伝統を生かしたまちづくりを進める「大田区歴史的風致維持向上計画」が、2026年5月、「歴史まちづくり法」に基づく計画として東京都内で初めて国の認定を受けた。全国では102カ所となり、歴史的な建造物と、歴史と伝統を受け継ぐ人々の暮らしを未来へつなぐ、意義のある取り組みだ。
本特集では、これらの地域資源と、それを育み支えてきた自然環境や人々の営みに光を当て、「歴史的風致」という視点から、大田区ならではの魅力を紹介していきたい。
日本銀行本店や日本橋三越本店、COREDO室町など、歴史ある建造物と新しい商業施設が
共存する日本橋北詰。その一角に社殿を構えるのが、この地で1150年以上の時を歩む福徳
神社だ。
鳥居から萌え出た若い芽を目にした二代将軍・徳川秀忠が“芽吹稲荷”と名付け、江戸後期に
は幕府公認の富くじ(現在の宝くじ)興行で江戸を賑わせた同神社。2014年には社殿が美しく生まれ変わり、現在はその由緒にあやかって“推し”の公演チケットの当選祈願に訪れる参拝者も後を絶たない。
今号の第二特集では、10月4日に行われる神幸祭に注目。ハレの日を控えた町の方々に、祭りと町への思いを伺った。
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誌面を通じて私たちが提案するのは、
江戸から学び現代に活かすことができる「21世紀の日本人のライフスタイル」です。 遊び心と美があふれる「江戸」の伝統と文化。今の私たちの生活が江戸にあると言っても過言ではないでしょう。江戸にまつわる様々なエッセンスを紹介するだけでなく、「国際性」「教育」「環境」といった視点を”縦糸”に、そして衣食住といった身近な話題を“横糸”に、二つの糸が織りなす雑誌を目指します。
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「江戸を知れば、東京はもっと楽しい」を世界へ。日本人が大切にする四季折々の行事、衣食住の知恵...。歴史を紐解けば、また違った日本の姿が見えてくるはず。
持ち運びやすい A5版 全32ページ
月刊江戸楽編集部 |